ロースターコラム

近年様々なコーヒーが出ていますが、その中から面白そうなコーヒーを入荷。早速焙煎してスタッフで検証をしてみました。

今回入荷したコーヒー豆は収穫から精選・乾燥させるまでの工程の中に、発酵という工程を取り入れ独特な風味を付けているコーヒーです。

まず一つ目はメキシコ産。水を入れたミューシレージタンクにコーヒーチェリーの皮の部分を入れて、さらに別ロットのコーヒー豆の皮をむいて発酵させたものを同じタンク内に入れて「蓋をして」発酵させたもの。

属にいう嫌気性発酵という手法の「アナロビックファーメンテーション(アナロビコ)」。

もう一つが、コスタリカ産。こちらはコーヒーのランキングでいうと「Top of Top]の評価を取った優れもの。メキシコ産と同じような工程ですが、こちらは発酵段階でタンクに蓋をしないで発酵させています。

好気性発酵という手法の「エアロビックファーメンテーション(エアロビコ)」。

主観ですがメキシコ産の「エアロビコちゃん」の方が、焙煎したコーヒー豆からとてもあまーい香りが。

風味も赤ワイン?ロゼ?を感じさせる様な独特なコーヒーでした。

コスタリカ産の「アナロビコちゃん」は、どちらかというと「紅茶」を思わせる様などこか記憶の片隅に残っている様な懐かしい味わいですっきりとした印象でした。

個人的には、メキシコ産が好きです。

という事で、メキシコ産は今後入荷予定という事で、現在は「コスタリカ産」が当店でお楽しみ頂けますよ!

ロビコちゃん。