思い出をメンテナンス

先日、手挽きコーヒーミルの修理の依頼を受けました。

かなり以前のもので、誇りまみれ油まみれなので使えるかどうか見てもらいたいとの事でした。

コーヒーミルを受け取った際、「これは母が使っていたものなんです」と一言。

その一言で勝手ながら様々な背景を想像しました。

ネジなんかも腐食していたので、部品を一つずつ慎重に外し、メンテを行いました。ひと通り終わった後、丁寧に組み上げ、挽き目を調整して終了。

ものには古い新しいは関係無く、使いたくなる理由がある。

僕にできる事はこれくらいの事。