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コーヒーは1日何杯まで?

デカフェのすすめ編集者

コーヒーを飲む女性の画像
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慢性的なカフェイン摂取で心血管疾患リスクがアップ?

朝定番の飲み物コーヒーや紅茶などのカフェイン入りの飲み物は、皆さんもすでにご存知の通り飲み過ぎは良くないことは知られていると思いますが、1日に400mgを超えるのカフェイン摂取は、健康な人の心血管疾患のリスクを高める可能性のあることが、新たな研究で判明したようです。

 インド・デリーで開催された Asia 2024で発表された研究結果では、18〜45歳の正常血圧で健康な成人92人(男性62%、30歳超60%、都市居住者79.3%)を対象に調査、慢性的なカフェイン摂取が心臓に影響をもたらすことが検討されました。慢性的なカフェイン摂取とは、週に5日以上、1年以上にわたってカフェイン含有飲料を摂取しているという条件を指します。

コーヒーカップを持つ女性の手元の画像

400mgのカフェインはコーヒー何杯分?

1日400mg超のカフェインの慢性的な摂取は自律神経系に影響し、経時的に心拍数と血圧を有意に上昇させることが示されています。

このカフェイン摂取量は、1日当たり4杯のコーヒー、2本のエナジードリンク、または10缶の炭酸飲料の摂取に相当すると言います。調査では、特に摂取量が多かったのは、女性・ビジネスや管理職に従事している人・都市居住者だったようです。

カフェインは自律神経系に影響を及ぼすため、カフェインを習慣的に摂取すると、健康な人でも高血圧やその他の心血管系のリスクにさらされる可能性があり、これらのリスクに対する理解を高めることは、全ての人の心臓の健康を改善する上で不可欠のようです。

高血圧は、冠動脈疾患、心不全、慢性腎臓病、認知症のリスク増加と関連しているとさまざまな研究グループが説明しています。高血圧の発症には、カフェインの摂取以外にも、飲酒、喫煙、年齢、家族の病歴、塩分摂取などが寄与する可能性があります。日常的な運動、栄養の高い食事など生活スタイルを見直すことが、血圧を安定させ、心臓病のリスクを低下させることに繋がるのではと言われています。

引用:コーヒーは1日何杯までにすべき?最新研究でわかった「重大な健康リスク」とは〈再配信〉     DAIMOND ONLINE https://diamond.jp/articles/-/365949?page=2

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